山崎武司氏の27年間に及ぶプロ生活は、記録と記憶の両面で異彩を放っています。まずはその卓越した通算成績を振り返ります。
【山崎武司 通算個人成績まとめ】
・実働年数:27年(1987年~2013年)
・試合数:2249試合
・通算打率:.257
・通算安打数:1834安打
・通算本塁打:403本塁打
・通算打点:1205打点
・主なタイトル:本塁打王2回(1996年セ・リーグ、2007年パ・リーグ)、打点王1回(2007年パ・リーグ)、ベストナイン3回
この劇的な歩みは年俸推移にも色濃く反映されています。若手時代の苦節を経て、1996年の本塁打王獲得後に大台を突破。中日時代後半には推定2億円近くまで達しましたが、オリックスでの戦力外通告時には選手生命の危機とともに年俸も大幅ダウンとなりました。
2005年の楽天入団当初は推定3000万円前後の背水の陣からのスタートでしたが、2007年の二冠王獲得によって推定2億5000万円までV字回復を果たします。一度どん底を味わったベテランが自らのバット1本で最高峰の年俸を勝ち取った軌跡は、プロ野球界屈指のサクセスストーリーとして称賛されています。