キーボードアプリの代表格である「Simeji」が発表した各種ランキングや、SNS分析ツールによる直近の定点観測データを確認すると、ユーザーの絵文字に対する向き合い方がここ数年で根本から変わったことが浮き彫りになります。
かつてランキングの上位常連だった「嬉し泣き(😂)」や「ハート目(😍)」といった表情系絵文字は、2024年から2026年にかけて順位を落としています。代わって上位を独占しているのが、前述の「白ハート(🤍)」「きらめき(✨)」「リボン(🎀)」、そして「ぴえん系(🥺)」を洗練させた無表情に近いニュアンスアイコンです。
キーボードアプリの利用動向調査において、Z世代の約74.2%が「絵文字は感情を伝えるためというより、文章の視覚的な雰囲気を整えるために使っている」と回答しています。感情の直球表現を避け、一歩引いた美意識を優先する傾向が、Simeji人気絵文字まとめの推移にも鮮明に現れています。