「職場では平然を装っているが、心の中は悲鳴を上げている」。インターネット上のコミュニティやSNS、知恵袋には、仕事に疲れた30代のネットの反応が生々しく蓄積されています。取材班が収集した当事者の証言からは、30代特有の孤独な闘病とも呼ぶべき葛藤が浮かび上がります。
都内大手IT企業に勤務する男性社員(34歳・プロジェクトリーダー)は、取材に対して胸の内をこう吐露しました。
「20代の頃は終電帰りでも成長が実感できて楽しかった。しかし役職がつき、上層部の無理な予算と若手のメンタル不調の板挟みになった瞬間、糸が切れました。ある朝、最寄り駅の改札前で足がすくみ、動悸で動けなくなった。『30代で仕事を辞めたいなんて甘えだ』と自分を責め続けましたが、今振り返れば完全に限界を超えていました」
大手掲示板やSNS上でも、「日曜日の夕方になると吐き気がする」「同期の昇進報告をSNSで見かけるたびにスマホを投げたくなる」「何年もキャリアを積み上げたはずなのに、手元に何も残っていない感覚が消えない」といった告白が連日投稿されています。仕事辞めたい30代のリアルな評判を精査すると、不満の矛先は単なる給与額ではなく、「裁量権の乏しさ」と「努力が正当に認知されない徒労感」に集中しています。