2026年最新の小学校教育カリキュラム(2020年度全面実施の学習指導要領)では、小学校6年間で学ぶ「学年別漢字配当表」の総数が1,026字と規定されており、そのうち学習指導要領の配当漢字193字が小学5年生に割り当てられています。改訂前の185字と比較すると、「囲・紀・喜・救・型・航・告・殺・士・史・象・賞・貯・堂・博・粉・脈・歴」などの学年移動に伴い、実質的な学習負担と語彙の難度が一段と引き上げられました。
まずは、家庭学習やテスト前のチェックにそのまま活用できる小学五年生で習う漢字一覧(五十音順・全193字)を確認しておきましょう。
表を見渡すと一目瞭然ですが、か行(53字)とさ行(66字)だけで全体の約61.6%(119字)を占めています。つまり、「コウ(効・厚・耕・航・鉱・構・興・講)」「ショウ(招・証・象・賞)」「ジョウ(条・状・常・情)」「セイ(制・性・政・勢・精・製)」「ソク(則・測・属)」といった同音異義語が5年生の1年間に極端に集中しているのです。
また、小学校の現場で圧倒的な採択シェアを持つ光村図書・東京書籍の教科書対応状況を見ると、1学期の物語文や説明文の単元からこれらの抽象漢字が次々と登場します。さらにこの全193字は、公益財団法人日本漢字能力検定協会が実施する日本漢字能力検定6級の出題範囲(小学校5年生修了レベル・対象漢字835字)の核となる領域であり、中学受験を見据える家庭にとっても避けて通れない基礎インフラに位置づけられています。