Q1:花粉の季節になると決まって顔がかゆくなります。メイクは一切しないほうがいいですか?
A1:完全にすっぴんで外出すると、花粉や紫外線が角層に直接衝突し、かえって症状が悪化することがあります。スキンケアをワセリンで薄く仕上げた後、紫外線散乱剤(ノンケミカル)使用のパウダーや低刺激性のミネラルファンデーションを軽く乗せることで、アレルゲンを跳ね返す物理的シールドとして機能させることができます。ただし、帰宅後は擦らず即座にぬるま水で洗い流してください。
Q2:かゆくて眠れない夜、手元にあるステロイド軟膏(以前体に処方されたもの)を顔に塗っても大丈夫ですか?
A2:絶対に避けてください。体用のステロイド外用薬は顔用よりも薬効ランクが高く設定されているケースが多く、顔の薄い皮膚に塗ると毛細血管拡張や皮膚の菲薄化、感染症の誘発など深刻な副作用を引き起こす危険があります。どうしても眠れないほどの痒みがある場合は、濡れタオルを患部に当てて冷やしながら就寝し、翌朝一番に皮膚科を受診してください。
Q3:肌が荒れて痒いとき、普段飲んでいるビタミン剤やサプリメントは効果がありますか?
A3:ビタミンB2・B6(皮膚粘膜の維持)やビタミンCなどの補給は長期的な肌のターンオーバー正常化には有用ですが、今起きている突発的なアレルギー反応や急性炎症を数時間で止めるような即効性はありません。急性期の痒み止めとしては、医療機関で処方される第二世代抗ヒスタミン内服薬(フェキソフェナジンやセチリジンなど)の服用が最も直接的かつ論理的な対処法となります。