就活生の間で広まる「URLを見れば100%判別できる」という言説には重大な落とし穴があります。企業独自の採用管理システム(ATS)を経由する場合、案内メールに記載されたURLは「job.axol.jp」「i-web.jpi.ne.jp」「mypage」といった共通のマイページドメインになっており、外部サービスへのリダイレクトが遮蔽されているためです。
このようなケースでは、リンクを踏んで「ログイン直後の確認画面(インストラクション画面)」の細部を検証しなければなりません。テスト本番の開始ボタンを押さない限り、案内画面を確認しただけで試験が始まることはないため、落ち着いて以下の特徴を照合してください。
Webテストログイン画面の違いで最も判別しやすい要素は、「動作環境確認のロゴマーク」「科目名」「所要時間の内訳」の3点です。
画面最下部に「powered by Recruit Management Solutions」とあればSPI、「SHL Group Ltd.」の表記があれば玉手箱またはCAB/GABで確定します。また、TG-WEBの場合はログイン画面で独特の青色や灰色のフレームデザインが採用されており、試験科目に「言語・計数(18分・18分)」などの短時間設定が明記されていればTG-WEB新傾向、計数が「9問・18分」であれば1問あたり2分を要する超難関の従来型と特定できます。
さらに、近年採用が加速しているオンライン監視型Webテスト(AI監視や有人カメラ監視)は、事前準備の画面で「本人確認書類のアップロード」や「インカメラの画角調整・360度部屋撮影」を要求される点が通常テストと決定的に異なります。予約制の受検スロット選択が求められた場合は、カンニング抑止機能が作動する監視型環境であることを覚悟しなければなりません。