崩れがちな時間感覚を補うためには、感覚に頼ったスケジュール作成を直ちにやめ、システマチックな「見積もりルール」を設けることが不可欠です。
①「見積もり時間×1.5倍〜2倍」を公式ルールにする
自分の直感で「30分で終わる」と感じたタスクは、迷わず「45分〜1時間」でスケジュール帳にブロックします。移動時間や準備時間には、探し物や突発的なトラブルといった「見えない時間(バッファ)」が必ず発生するためです。
② タスクを極限まで分解(マイクロタスク化)する
「書類を提出する」という大きな塊で見積もると時間の予測が外れます。「①データをまとめる(15分)」「②体裁を整える(10分)」「③上司に送信する(5分)」と作業を細分化し、それぞれの所要時間を足し合わせることで、予測の精度が飛躍的に向上します。
③ 逆算ではなく「出発時刻」からスケジュールを固定する
待ち合わせの時間をゴールに設定すると、直前まで別のことをして遅刻しがちです。「家を出るべき時間」を本当の締め切りに設定し、その時間に合わせてアラームを鳴らす運用へとシフトします。