レシピ通りに材料を揃えても、揚げ工程で失敗してしまっては台無しです。栗原はるみ唐揚げ失敗しない揚げ方には、料理初心者でもプロ級の仕上がりを再現できる3つの鉄則があります。
極意1:油はフライパンに深さ2〜3cm程度で十分
「揚げ物はたっぷりの油が必要」という固定観念を覆すのが栗原流です。フライパンの底から2〜3cm程度の油があれば、十分に香ばしく均一に揚げることができます。油の処理に頭を悩ませる現代の家庭環境に極めて合理的な提案です。
極意2:揚げ始めの1分間は「絶対に箸で触らない」
油に鶏肉を入れた直後は、衣の片栗粉が糊化(α化)し、非常に脆い状態にあります。ここで焦って菜箸で触ってしまうと、衣が剥がれて肉汁が外に漏れ出し、油ハネの原因にもなります。表面が固まり、パチパチという泡の音が軽快に変わるまでは静かに見守るのが成功の秘訣です。
極意3:二度揚げのタイムテーブル(2分・2分・1分弱)
栗原はるみ唐揚げ二度揚げのコツは、時間配分を正確に守ることにあります。
- 一度目(180℃で約2分):表面を固め、薄い揚げ色がついたら網に引き上げる。
- 余熱休止(網の上で約2分):引き上げた鶏肉を常温で休ませる。内部に残った熱が中心部へとじんわり伝わり、肉汁を逃さずふっくらと火が入る。
- 二度目(強火で1分弱):油の温度を少し上げ、鶏肉を戻し入れる。表面に浮き出た水分と余分な油を一気に飛ばし、香ばしいキツネ色に仕上げてしっかり油をきる。