宝島社から刊行された瀧山あかねファースト写真集『あかねいろ』は、発売直後から出版業界に強烈なインパクトを与えた。現役の局アナウンサーがここまで踏み込んだ水着グラビアを披露することは、従来の業界慣習からすれば異例中の異例だったからだ。
発売後もSNSを中心に「未公開カットが存在するのではないか」「次なるデジタル写真集の布石か」といった憶測が飛び交い、関連コンテンツの閲覧数は跳ね上がり続けた。関係者への取材によると、ロケ地となった南国の光と影を巧みに利用した未収録のアザーカットは数百枚規模にのぼり、その芸術性の高さから編集部内でも選定が紛糾したという。
単なる露出度の高さではなく、質感へのこだわりが際立つ。光を透かす素肌、飾らない笑顔、そして夕暮れの海で見せた憂いを帯びた表情。『あかねいろ』は、紙の出版不況が叫ばれる時代において、完売と重版を繰り返すヒット作となった。