ふたりの接点が生まれたのは、米倉がライフワークとして挑み続けてきたダンスの場だった。名作ブロードウェイ・ミュージカル「CHICAGO」の主役ロキシー・ハート役を堂々と演じ抜いた経験を持つ米倉にとって、ダンスは単なる趣味ではない。自らの身体表現を極限まで研ぎ澄ますための聖域だ。
そんなストイックな姿勢を持つ彼女が出会ったのが、卓越した技術と包容力を持つゴンサロ氏だった。レッスンを通じて意気投合し、表現者として互いを深く尊敬し合う関係へと発展するのに時間はかからなかった。情熱と誠実さを併せ持つ彼の存在は、過酷なエンターテインメントの第一線で戦う米倉にとって、最大の安らぎとなった。