旭川〜札幌間を走るJR特急には「ライラック」と「カムイ」の2系統が存在します。運行区間と基本的な所要時間はほぼ同等ですが、使用されている車両形式(789系0番台 vs 789系1000番台)に由来する車内仕様には、ビジネスパーソンや旅行者にとって見逃せない明確な違いがあります。
特急ライラック カムイ 違いの核心は、編成両数、グリーン席の有無、そして「指定席の座席グレード」にあります。
特急ライラックは6両編成で運行され、1号車にゆったりとしたグリーン席が配置されています。普通車指定席・自由席ともに座席間隔は標準的ですが、大型荷物置き場が各車両に潤沢に整備されている点が特徴です。一方、特急カムイは5両編成でグリーン車を持たないものの、4号車に「uシート」と呼ばれるハイグレード指定席を連結しています。このuシートは座席幅・シートピッチが通常席より大幅に拡大されており、可動式ヘッドレストやパソコン作業用の大型テーブルを備えています。
特に車内でのPC作業やスマートフォン充電を重視する場合、電源コンセントの配置に注意が必要です。カムイの4号車「uシート」は全席に個別コンセントが標準装備されていますが、ライラックの普通指定席では車端部の一部の座席にしかコンセントがありません(ライラックのグリーン席は全席完備)。移動中に確実に電源を確保してテレワークを行いたい場合は、カムイの指定席(uシート)を指名買いするのが鉄則です。