「北斗の拳の打ち方に自信はありますか?」と問われた際、迷わず「中押し」と答えられるかどうかが、本作を攻略する上での最初の分岐点です。初代パチスロ北斗の拳(4号機)から受け継がれた中押し手順には、単なるノスタルジーにとどまらない極めて合理的な数学的・設計的理由が存在します。
最大の理由は、スイカの取りこぼし防止と時間効率の劇的な向上です。順押しで消化した場合、左リールにチェリーとスイカを同時にフォローできるポイントが限られ、毎ゲーム慎重な目押しを強いられます。しかし、中リール上段から中段に赤7を目安に狙う「中押し手順」を採用すると、スイカが成立している時だけリールが滑って中段にスイカが停止するため、左右リールで目押しが必要な状況が瞬時に判別できます。
さらに、パチスロにおいて最も脳を刺激する契機である「中段チェリー」の成立が、第1停止の時点で1リール確定あるいは2確(第2停止で確定)として察知できる点も外せません。中リール中段に赤7が止まり、右リール上段にベルが非停止となった瞬間の緊張感は、中押しならではの至高の瞬間です。無駄なリール凝視による疲労を軽減しながら、期待値を1枚たりとも零さない立ち回りを実現するためにも、中押しの完全習得は必須条件といえます。