夜間や休日など、すぐに専門医を受診できない時間帯に激しい痛みに襲われた場合は、神経の興奮と筋肉の緊張を解除する応急処置が有効です。
① 「歯列接触癖(TCH)」を意識的にリセットする
本来、人間の上下の歯が接触している時間は1日合計で20分程度に過ぎません。安静時に上下の歯が触れ合っていることに気づいたら、息を「ふーっ」と吐き出しながら肩の力を抜き、上下の歯の間に2〜3ミリの隙間を作る意識を持ってください。
② 咬筋(こうきん)・側頭筋の温熱&マッサージ
頬骨の下(エラの部分)やこめかみ周辺を、蒸しタオルなどで温めながら指の腹で優しく円を描くようにほぐします。血流が改善することで、筋肉の引きつれによる放散痛が大幅に軽減されます。
③ カフェインとアルコールの摂取を控える
痛みを紛らわすための飲酒は、交感神経を刺激し睡眠中の歯ぎしりを激化させる逆効果をもたらします。ぬるめのお湯で入浴し、副交感神経を優位にして就寝環境を整えましょう。