X(旧Twitter)やInstagram、動画プラットフォームでハッシュタグとともに投稿され、瞬く間に猫飼いの共通言語となったのが「キャットエンペラータイム」という言葉です。まずはその語源と、ネット上で定着した背景を紐解きます。
この言葉の元ネタは、冨樫義博氏による大人気漫画『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』に登場する主要キャラクター、クラピカの特殊能力「絶対時間(エンペラータイム)」です。作中においてクラピカは、感情の高ぶりによって瞳が緋色に変化した際、すべての念系統の潜在能力を100パーセント引き出す無敵の戦闘状態へと突入します。
これに対し、飼い主たちが日常で目撃する「普段はおとなしい猫が、突如として黒目を限界まで見開き、俊敏性・跳躍力・破壊力をMAXまで覚醒させて暴走する姿」が、まさに絶対時間発動中のクラピカそのものに見えることから、愛猫家コミュニティの中で自然発生的に名付けられました。単なる「夜の大運動会」や「暴走」と呼ぶよりも、どこか神秘的で圧倒的な強者感を漂わせるユーモラスな表現として、2026年代以降のネットカルチャーに深く根付いています。