『風になりたい』が誕生から30年以上を経た現在も燦然と輝き続けているのは、宮沢和史が命を削ってブラジルの熱風を日本の叙情へと昇華させた音楽的執念と、過酷な現実を包み込む普遍的な歌詞の力によるものです。
「天国じゃなくても、あなたに逢えた」。この飾らない一節は、情報過多で他者との比較に疲れがちな私たちが、最も見失ってはならない「今、目の前にある確かな幸せ」を鮮やかに照らし出してくれます。青空を見上げながらこのリズムに身を委ねる時、私たちの心にはいつでも、あの温かく力強い風が吹き抜けていくはずです。 (出典: 風 に なりたい(Yahoo!ニュース))