2026年12月31日のNHK紅白歌合戦を最後に、氷川きよしは約1年半にわたる歌手活動の休止に入りました。当時、突然の休養発表に様々な憶測が流れましたが、その真意は長年の過密スケジュールと精神的な負荷に対する「心身のオーバーホール」でした。
2000年のデビュー以来、23年間にわたり年間100本以上のコンサートをこなし、常にトップを走り続けるプレッシャーは想像を絶するものがありました。「一度立ち止まり、自分自身の人生を生き直したい」という切実な願いが休止の直接的な理由でした。
休止期間を経て、2026年4月に長年所属した長良プロダクションからの独立を発表。新会社「KIIZNA(キーズナ)」を設立し、自らのクリエイティブを直接ハンドリングする体制を整えました。そして2026年8月、東京ガーデンシアターで開催された25周年記念コンサートで見事にステージ復帰を果たしました。
2026年現在の活動状況は極めて精力的です。演歌の名曲を情感豊かに歌い上げる一方で、疾走感あるポップスやロックナンバー、さらにはシンフォニックな楽曲まで、一切の制約を受けない自由な音楽活動を展開。自社マネジメントによる柔軟な企画力と、研ぎ澄まされた表現力で、日本のエンターテインメント界における独自のポジションを確固たるものにしています。