冬の風物詩として定着したドイツの伝統発酵菓子「シュトーレン(Christstollen)」。その断面の中央に鎮座する棒状のペーストこそが、まさにローマジパンです。スパイスやドライフルーツの風味を生地の内側から支え、日持ちさせながら生地をしっとり熟成させる極めて重要な役割を果たしています。
マジパン細工の作り方は、適切な固さに調整した細工用マジパンに食用色素を微量加え、均一になるまで手早く練り込むことから始まります。手の熱でアーモンドの油分が浮き出ないよう手早く作業し、球体や涙型をベースにしてパーツを組み立てていきます。
もし自宅でマジパン人形やペーストを美味しく味わうなら、ビターチョコレートでのコーティングや、深煎りブラックコーヒー・無糖の紅茶とのペアリングが抜群です。濃厚なナッツの油分と甘みが、コーヒーの苦みやカカオの酸味と合わさることで、まるで高級ショコラティエのプラリネを味わっているかのような深い余韻に変化します。