ネット上やクイズ番組で長年囁かれてきたのが、「『たいと』という苗字の人物が日本に実在した」という都市伝説です。発端となったのは、昭和30年代に大手生命保険会社のデータベースや顧客名簿に登録されていたという噂でした。
しかし、近年の苗字研究家や法務関係者の調査によると、現在の日本の戸籍や住民基本台帳において「たいと」姓の実在は確認されていません。保険会社の記録も、当時の手書き伝票の誤読や、珍名を収集していた社員による創作メモが紛れ込んだ可能性が極めて高いと結論づけられています。
現在実在する日本の苗字で最も画数が多いものは、「躑躅森(つつじもり・54画)」や「勘解由小路(かでのこうじ・36画)」などであり、単一の漢字で84画を持つ苗字を持つ人物は法的には存在しないのが真相です。