Q1:ヤギと羊は交配して子供が生まれますか?
A1:極めて稀に妊娠することがありますが、自然界で健康な子どもが成獣まで育つケースは奇跡に近いとされています。ヤギの染色体数は60本、羊は54本と根本的に異なるため、染色体の不一致により受精卵が初期段階で死亡することがほとんどです。稀に誕生する雑種は「ギープ(Geep)」と呼ばれますが、生殖能力を持たない一代限りの個体となります。
Q2:雑草対策(除草)として飼うならヤギと羊のどちらがおすすめですか?
A2:生えている草の種類と地形によって決まります。急斜面や、ツタ・ススキ・笹・低木など背が高く硬い植物が多い場所には「ヤギ」が適しています。一方、平坦な土地で柔らかい下草を中心に均一に刈り揃えさせたい場合や、脱走リスクを極力抑えたいメガソーラー施設などでは「羊」が選ばれる傾向にあります。
Q3:羊の毛刈りをしないとどうなりますか?ヤギにも毛刈りは必要ですか?
A3:現代の一般的な家畜羊(メリノ種など)は、人間が羊毛を採るために「自然に毛が抜けない(換毛しない)」よう品種改良されています。そのため年に一度毛刈りをしないと毛が伸び続け、自重で動けなくなったり、夏の暑さで熱中症になって死亡します。一方、ヤギには季節による自然な換毛(生え変わり)があるため、一部のアンゴラヤギやカシミヤヤギを除き、全身の毛刈りを行う必要はありません。