キャラクターデザインの領域においても、彼の提示したスタイルは業界の基準を塗り替えた。にじさんじ所属のVTuber「健屋花那」をはじめとするキャラクターデザインでは、配信画面という制約の多いキャンバスの中で、いかに個性を際立たせるかという課題に見事な回答を出している。
衣装のシワひとつ、髪の揺れひとつをとっても、キャラクターの性格やバックボーンが雄弁に語りかけてくる。海外のアニメファンやクリエイターからも「Kayahara Style」としてリスペクトを集め、彼のデザインアプローチを研究する動きは今や世界中のデザインスクールやデジタルアートの現場にまで広がっている。