鼻のサイズに対する客観的な基準を知る第一歩は、統計的な実測値を把握することです。産業技術総合研究所などの人体寸法データベースによると、日本人成人における小鼻の横幅(鼻翼幅)の平均は男性で約3.7〜3.9cm、女性で約3.4〜3.6cmとなっています。
一方、鼻の高さに関する指標として用いられる「鼻根部から鼻先までの長さ」および「顔の平面から鼻先までの突出度」にも男女差が見られます。日本人における鼻の高さの平均は、男性が約2.8〜3.0cm(突出度:約1.5〜1.7cm)、女性が約2.5〜2.7cm(突出度:約1.3〜1.5cm)です。骨格や皮下脂肪の厚みによって前後するものの、一般的に女性の数値は男性より2〜3ミリほどコンパクトな傾向にあります。
もし測定値が平均より数ミリ上回っていたとしても、それだけで「鼻が大きい」と断定されるわけではありません。顔全体の輪郭や目・口の配置との相互関係によって、視覚的な印象は大きく変化します。