Q1:小学6年生の息子が体重35キロしかありません。成長障害などの心配はないでしょうか?
A1:小6男子の平均身長(約145cm)に対して体重35kgであれば、ローレル指数は約115となり「普通(標準体型)」の下限に位置します。急激な体重減少がなく、本人が元気で身長が年数センチずつ伸びているのであれば、医学的な心配はほとんどありません。男子の本格的な筋骨格の発達は中学生以降に始まるため、焦らずエネルギー密度の高いバランスの良い食事を継続してください。
Q2:小6の娘が体重48キロになり、「友だちより太いから痩せたい」と気にしています。親としてどう声をかけるべきですか?
A2:まず否定も肯定もせず、「今は大人の女性の身体を作るために一番エネルギーが必要な時期なんだよ」と生理学的な事実を優しく伝えてください。小6女子で身長が152cm前後あれば、48kgは標準的な健康体型です。無理に体重を減らすと身長が伸びなくなったり、将来体調を崩しやすくなるリスクを説明し、体重計に乗る頻度を減らすよう促すのが有効です。
Q3:子どもの肥満度を自宅でチェックする場合、どのツールを使えば正確ですか?
A3:日本小児内分泌学会のウェブサイト等で公開されている「小児用成長曲線シート」の利用が最も正確です。母子手帳や学校の健康診断表にある過去数年分の身長・体重をプロットすることで、標準の成長曲線に沿って発育しているかどうかが一目で分かります。単一時点の数値ではなく、「成長のカーブ」を見ることが重要です。