激変の狸小路4丁目はなぜ熱い?モユク札幌と水族館が呼ぶ新潮流

激変の狸小路4丁目はなぜ熱い?モユク札幌と水族館が呼ぶ新潮流

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狸小路4丁目がこれほどの熱狂を生み出している最大の理由は、長年待ち望まれた狸小路4丁目 再開発(南2西3南西地区第1種市街地再開発事業)の結実と、それによる都市機能の重層化にあります。かつて昭和から平成にかけて地元民の生活を支え、2015年に惜しまれつつ閉館したサンデパート跡地は、地下2階・地上28階、高さ約111メートルを誇る複合超高層ビル「モユクサッポロ」として生まれ変わりました。

再開発組合や都市計画の公式資料を振り返ると、このプロジェクトの本質は単なる商業ビルの建て替えではなく、「縦方向の街づくり」と「天候に左右されない回遊動線の完成」にありました。地下街「ポールタウン」からエレベーターで地上、さらには上層階のAOAO SAPPOROへ垂直移動できる導線が整備されたことで、雪深き札幌の冬期でもストレスなく人が滞留できるインフラが完成したのです。

さらに、目の前を走る札幌市電 狸小路停留場の存在が地上動線を強力に後押ししています。市電のループ化によって大通やすすきの、西11丁目方面からのアクセスが飛躍的に向上。昼は買い物客や水族館を目指すファミリー、夜は界隈の飲食店を目指す会社員や観光客が絶え間なく交差する、札幌随一のトラフィックハブが形成されました。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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