カルチャーの広がりは、確実にビジネスや美容業界の動向をも変えつつある。これまで日本のコスメカウンターでは、比較的明るい肌色を中心としたカラーバリエーションが主流だった。しかし、ここ数年でその常識は覆された。
大手国産コスメブランドから新進気鋭のインディーズブランドまで、40色以上のファンデーションラインナップを展開することが「標準」になりつつある。多様な肌トーンに対応したシェードや、ダークトーンの肌を美しく際立たせるハイライターの需要は急増。美の選択肢が広がったことは、日本に住むあらゆる人々にとって大きな恩恵となっている。