注文する際に誰もが悩むのが「塩」と「タレ」の選択だ。どちらにも捨てがたい魅力がある。
脂そのものの甘みと、カリッと焼けた皮目の香ばしさをダイレクトに堪能したいなら「塩」が一押しだ。あら塩と粗挽き黒胡椒、あるいは柑橘系の爽やかな果汁(すだちやレモン)を絞ることで、濃厚な脂がさっぱりとした後味に変わる。
一方、濃厚な甘辛さで酒を進めたいなら「タレ」に軍配が上がる。香ばしく焦げたタレの風味がぼんじりの脂分と混ざり合い、口の中でとろけるような味わみを生み出す。近頃のトレンドとしては、山椒や七味唐辛子だけでなく、柚子胡椒や自家製マスタードを添えて味の変遷を楽しむ食べ方も人気を呼んでいる。