なぜ街から消える?自販機撤去の理由と電気代・新紙幣対応の裏事情

なぜ街から消える?自販機撤去の理由と電気代・新紙幣対応の裏事情

なぜ街から消える?自販機撤去の理由と電気代・新紙幣対応の裏事情の疑問点について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

消費者のライフスタイルの劇的な変化も、自販機の存在価値を脅かしています。特に打撃となったのがコンビニコーヒーとの競合です。

100円台前半で本格的な挽きたて・淹れたてコーヒーが手に入るコンビニのカフェサービスは、自販機の主力商品であった缶コーヒー市場を大きく侵食しました。また、ドラッグストア等で500mlペットボトルが80〜90円前後でディスカウント販売されるなか、160〜180円台へ値上げせざるを得なくなった自販機飲料の割高感は否めません。

さらに決定打となったのがキャッシュレス化の影響です。小銭を持たずにスマートフォンや交通系ICカード、QRコード決済だけで外出する消費者が急増しました。自販機側にキャッシュレス決済端末を導入するには通信機器の維持費や決済手数料がかかるため、売上の少ない端末には導入が見送られ、結果として小銭を持たない客層がさらに離れていくという悪循環を招いています。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。