画面を見ずに反射的に通話ボタンを押してしまったり、仕事の連絡と勘違いして非通知電話に出てしまった場合、焦りからパニックに陥る必要はありません。被害を水際で食い止めるための具体的な初動手順が存在します。
もし応答してしまったら、「相手が名乗る前に自分から名前や状況を言わない」ことが最優先です。「もしもし、〇〇ですが」と名乗ってしまうと、その瞬間に番号と氏名が結びつけられてしまいます。相手が無言だったり、機械的な音声アナウンスが流れたり、不審なセールスだと判明した瞬間に、何の一言も発さず通話を即座に切断してください。
SNSや相談掲示板では「途中で切ると逆上されるのでは」と恐れる声も見られますが、詐欺グループや営業業者は1日に何百件も架電しており、即切断された番号に個別の嫌がらせをするコストはかけません。逆に中途半端に会話を続け、「今は忙しい」「家族に相談しないと」などと反応を返す方が「押せば落ちる見込み客」と判断され、ターゲットリストの上位に格上げされる危険があります。