外出先でのPC作業やウェブ会議において、インフラの信頼性は業務効率を左右する死活問題です。田町駅周辺でテレワークスペースを探すビジネスパーソンの多くが真っ先に候補へ挙げる同店ですが、その設備スペックは現場目線でどう評価できるのでしょうか。
まず電源コンセントの設置状況についてです。店内を見渡すと、壁沿いのボックス席および一部の2人掛け・4人掛けテーブルの足元や壁面にAC電源が配置されています。全座席に1口ずつ確保されているわけではないものの、入店時に「PCを利用したい」旨をフロアスタッフへ伝えることで、電源が確保できる座席へ優先的に案内される運用が定着しています。スマートフォンの急速充電やノートPCの高負荷駆動にも耐えうる安定した給電が確認できます。
続いてWi-Fi環境の通信品質です。同店ではルノアール系列共通のフリーWi-Fi(Renoir_Miyazawa)に加え、主要キャリア(docomo、au、SoftBank)の公衆無線LANが飛んでいます。独自Wi-Fiは接続時の利用規約同意から1回あたり3時間連続で利用可能であり、途切れやすい安価なカフェWi-Fiとは一線を画すスループットを維持しています。取材時の計測でも下り50〜80Mbps前後を安定してマークしており、重い資料のダウンロードやクラウドストレージの同期もストレスなく完了できる水準です。
ただし、店内でZoomやTeamsなどのオンライン商談を行う際には注意が必要です。同店はゆったりとした空間設計で隣席との距離が一般的なカフェより確保されているとはいえ、ビジネスの機密情報に関わる発言や長時間の連続通話は周囲への配慮から避けるのがエチケットとされています。タイピング作業や資料作成、オフラインでの対面打ち合わせに特化させた使い方が適しています。