「休日の買い出しルートが完全に変わった」「近隣のスーパーや量販店をハシゴする必要がなくなった」――。島忠ホームズ町田三輪店の周辺住民からこのような声が相次いでいる背景には、同店が推し進めてきた売り場の抜本的なアップデートがあります。
島忠ホームズ町田三輪店の現在が話題を集めている最大の要因は、高品質・Everyday Low Priceを掲げるディスカウントスーパー「オーケー町田三輪店」と、ニトリとの経営統合を経て洗練された「ホームファッション・家具フロア」の相乗効果にあります。かつてホームセンターといえば「DIY好きや園芸ファンが集う専門的な場所」という色合いが強くありました。しかし現在の町田三輪店は、毎日の生鮮食品から日用消耗品、トレンドを意識したリビング家具までが一堂に会する「郊外生活防衛の要塞」へと変貌を遂げています。
物価高や実質賃金の停滞が生活を直撃する局面において、1円でも安く良い品を揃えたい消費者心理と、複数の商業施設を移動するガソリン代や移動時間を節約したい「タイパ(タイムパフォーマンス)志向」が見事に合致した結果といえます。