全30球団が均等に振り分けられている「東地区・中地区・西地区」の制度は、広大なアメリカ大陸内の移動負荷軽減や時差への配慮、そして長年培われた地域ライバル関係の熱狂を維持するために設計されています。
かつては同一リーグ内での同地区対決がスケジュールの大部分を占めていましたが、現行の「バランス・スケジュール」導入以降、全30球団がシーズン中に必ず直接対決を行うフォーマットが定着しました。これにより、遠征先で普段見られないスーパースターの生観戦が可能となり、ファン満足度が飛躍的に向上しています。
レギュラーシーズン終了後のポストシーズンには、両リーグから各6球団(計12球団)が進出します。内訳は、3つの地区優勝チームに加え、それ以外の球団の中で勝率上位3チームに与えられる「ワイルドカード枠」です。地区優勝を逃してもワイルドカードから勝ち上がって世界一に登りつめるシンデレラストーリーが毎年のように生まれる点こそ、現代メジャーの醍醐味と言えます。