日米の現場において、村本氏のパフォーマンスはどのように受け止められているのでしょうか。リアルな鑑賞者や関係者の声を取材・検証すると、劇的なコントラストが浮かび上がります。
国内の単独ライブに足を運ぶ観客からは、「テレビのワイドショーでは決して聞けない痛烈な本音が詰まっている」「毒舌の奥底に弱者への眼差しや孤独を感じて涙が出た」といった極めてエモーショナルな賛辞が寄せられています。一方で、ネット上のアンチ層や一般ネットユーザーからは「上から目線で説教されているようで笑えない」「左派的な主張をコメディに持ち込むな」といった拒絶反応も根強く、評価は完全に二極化しています。
一方、ニューヨーク現地のコメディクラブに通うアメリカ人オーディエンスの反応は極めてドライかつフラットです。現地関係者の証言によると、「英語の発音や文法にはまだ粗削りな部分があるが、日本の捕鯨問題や皇室、自殺率、アジア人男性のステレオタイプを自虐とともに強烈なパンチラインへ昇華させる構成力は秀逸」と評価されています。アメリカでは「物議を醸すテーマ(Controversial topic)を扱って客を笑わせること」こそがコメディアンの腕の見せ所とされるため、日本で「炎上」と叩かれた要素が、そのまま現地での「武器」として機能しているのが現場のリアルです。