地震発生直後、X(旧Twitter)やYahooリアルタイム地震のトレンドには「揺れた」「かなり長い」「突き上げるような縦揺れ」といった膨大なSNSネットの反応速報が投稿されます。大手ポータルサイトの集計によると、震度3以上の揺れが発生した際、地震発生から20秒以内に「地震」関連のキーワード投稿数が数万件規模に急増する現象が確認されています。
被災地の現場から投稿される一次証言(「棚から物が落ちた」「エレベーターが停止した」「近所で火災煙が見える」など)は、行政のヘリコプターや報道機関が現場に到着する前の貴重な状況把握リソースとなります。しかし同時に、過去の大規模災害時に問題となった「動物園から猛獣が逃げた」「特定の施設で火災が起きている」といった悪質な偽画像・デマ投稿がAI生成技術を伴って拡散されるリスクも増大しています。
現場のリアルな声を拾い上げる際は、投稿者のプロファイル、位置情報の有無、投稿された画像が過去画像でないか(画像逆検索の活用など)を冷静に見極めるリテラシーが欠かせません。