放送中のSNSタイムラインを観測すると、セトリの進行に伴って驚異的なスピードで言及数が急増します。X(旧Twitter)では「#CDTVライブライブ」が世界トレンド1位を獲得することが通例となっており、そこには現代の視聴者が求める特有の熱狂が存在します。
ネット上の生の声やファンコミュニティの投稿をテキストマイニングした結果、視聴者のインサイトは大きく3つの傾向に分類されます。
第一に、「演出とカメラワークへの解像度の高い賛辞」です。ファンが自ら「この曲の落ちサビのライティングが完璧だった」「2番のベースラインをしっかり抜いてくれた神カメラ」といった専門的な感想をリアルタイムでシェアし、番組の演出技術そのものがコンテンツとして楽しまれています。
第二に、「バックナンバー過去セトリとの定点観測」です。年末の年越しスペシャルや季節ごとの大型フェス回において、かつて同じステージで歌われた過去のセットリストと比較し、グループの成長度合いや楽曲アレンジの進化を語り合う言説が目立ちます。過去ログをアーカイブするファンサイトや個人ブログへのアクセスが放送中に跳ね上がる現象も、この熱心な定点観測行動を裏付けています。
第三に、「タイムラグに対する焦燥と共感」です。「残業でまだ家に着かないがタイテ的に間に合うか」「TVerリアルタイム配信で追いついた」など、現代の多忙な生活様式の中でいかに推しの出演シーンに立ち会うかというリアルなドラマが、SNS上で同時多発的に共有されています。