北海道の主要駅前や繁華街を歩くと、必ずと言っていいほど目に入る親しみやすい猿の看板。居酒屋「山の猿」を展開するのは、札幌市に本社を置く外食・エネルギー事業の大手、株式会社アイックスです。同社が外食事業で培った調達力と地域密着型のドミナント戦略こそが、競合他社を圧倒する基盤となっています。
山の猿が幅広い客層に選ばれる最大の要因は、「全席掘りごたつ・完全個室」という空間設計にあります。2名用の少人数個室から、最大数十名規模の団体宴会に対応する大部屋まで柔軟にレイアウトされており、周囲の視線や喧騒を気にせず会話を楽しめるプライベート空間が完備されています。
現在、札幌駅前、すすきの、大通といった中心部はもちろん、麻生、白石、琴似、新札幌など主要地下鉄駅やJR駅周辺を網羅する札幌店舗一覧を誇り、さらには旭川、函館、苫小牧、帯広といった道内主要都市にも店舗網を拡大しています。どのエリアでも「個室で手頃に飲みたい」というニーズに即座に応えられる立地戦略が、リピーターの定着を後押ししています。