正月の一大風物詩である東京箱根間往復大学駅伝競走を統括する関東学生陸上競技連盟のレギュレーションや競技環境も、高校生の進路判断に直結している。予選会からの下克上を狙う新興校の台頭もあり、有力選手が一握りの伝統校だけに集中しない分散化の傾向も見られる。
さらに、日本テレビ放送網による大々的な中継とドキュメンタリーが選手の認知度を一気に引き上げることも、高校生が関東の大学を目指す大きなモチベーションだ。メディアの熱烈な視線と大観衆の前で走るプレッシャーを跳ね除けられる強心臓を持ったルーキーたちが、まもなく箱根路の舞台に姿を現す。