Q1:盲導犬の入店を拒否した店舗に罰金などの罰則はありますか?
A1:現行の身体障害者補助犬法には、違反した店舗に対して直ちに罰金や懲役を科す直接的な刑事罰はありません。ただし、行政による指導や勧告の対象となり、悪質な場合は店舗名が公表される可能性があります。また、タクシーによる乗車拒否は道路運送法第13条違反となり、営業停止などの行政処分が科される場合があります。
Q2:飲食店で「他のお客様が犬アレルギーだから」と断られた場合、法的に正当な理由になりますか?
A2:原則として正当な理由にはなりません。「アレルギーの客がいるかもしれない」という抽象的な懸念による拒否は違法です。実際に重度のアレルギーを持つ客が同じフロアにいる場合でも、店舗側には席を離す(ゾーニング)、空調を調整するなど、双方が利用できるよう配慮する義務があり、安易な門前払いは認められていません。
Q3:盲導犬が店内を汚したり、他のお客様に噛みついたりする心配はありませんか?
A3:盲導犬は国家公安委員会の指定を受けた法人等で高度な訓練を受け、厳しい認定試験に合格した犬のみが実働しています。店内で騒ぐ、排泄する、他人に危害を加えることはありません。また、ユーザーには毎日のブラッシングや清潔の維持、定期的な予防接種が法的に義務付けられており、衛生管理は極めて厳格です。