Q1:生理前なのに胸が全く張らない月があります。無排卵や不妊のサインでしょうか?
A1:必ずしも無排卵や異常を意味するわけではありません。プロゲステロンの分泌量や乳腺の受容体の感受性は、ストレスや疲労、自律神経の乱れによって毎月変動します。基礎体温を測って低温期と高温期の二相性が保たれており、生理が予定通りに来ているのであれば、一時的なホルモンの揺らぎの範囲内であることがほとんどです。ただし、何ヶ月も無月経や無排卵が疑われる場合は婦人科へ相談してください。
Q2:胸の張りが激痛で耐えられません。低用量ピルで症状は改善しますか?
A2:大いに改善が期待できます。低用量ピルや超低用量ピルを服用すると排卵が一時的に抑制され、体内の女性ホルモンの分泌波がフラットに保たれます。その結果、黄体期特有のプロゲステロン急増による乳腺の浮腫が起こらなくなり、胸の張りや生理痛、PMS全体の症状が劇的に軽減します。ただし、ピル服用開始初期の数週間は、外因性ホルモンの影響で一時的に胸の張りを感じることがあります。
Q3:胸の張りから「妊娠超初期」を疑った場合、市販の妊娠検査薬はいつ使えば判定できますか?
A3:一般的な妊娠検査薬は「生理予定日の1週間後」から使用可能です。フライング検査として生理予定日当日から使える「早期妊娠検査薬」も存在しますが、着床直後のhCGホルモン量が少ない時期では偽陰性(実際は妊娠していても陰性と出る)になるリスクがあります。生理予定日を過ぎても胸の張りと高温期が続いている場合は、予定日の1週間後まで待ってから通常検査薬を使用するのが最も正確です。