ネット上の掲示板やSNSでは今なお、「水谷豊の元妻であるミッキー・マッケンジーとの別離は、伊藤蘭との不倫が原因だったのではないか」といった憶測が散見されます。しかし、当時の報道記録や時系列を精緻に検証すると、そうした噂が事実無根であることが明白になります。
水谷豊が元キャンディーズの伊藤蘭と入籍したのは1989年1月であり、ミッキーとの離婚成立から実に2年半以上の歳月が経過しています。ふたりが接近したきっかけは、1983年のドラマ『事件記者チャボ!』での共演でしたが、交際が本格化したのは水谷の離婚が完全に成立し、双方が独身となって以降のことでした。翌1990年には長女で女優の趣里が誕生しています。
このように時系列を整理すると、水谷豊と伊藤蘭の婚姻は筋の通った正規のステップを踏んだものであり、略奪という表現は後年のゴシップ誌が面白おかしく仕立て上げた虚構に過ぎないことがよく理解できます。