1990年代後半、藤原紀香の知名度は全国区へと爆発的に拡大します。その決定打となったのが、各週刊誌や写真集で披露された水着グラビアと、時代を象徴するテレビCMの数々でした。なかでも1998年頃から出演したJ-PHONE(現ソフトバンク)のCMで見せたレオタード姿やスタイリッシュなアクションは社会現象となり、「紀香カット」と呼ばれるウルフ調のショートヘアが全国の美容室で爆発的にオーダーされるブームを巻き起こしました。
女優としても快進撃を続け、数々のドラマ代表作で主演・ヒロインを務めました。
- 『毎度おジャマしまっす』(1995年・TBS系):連続ドラマ本格デビュー作。
- 『HAPPY MANIA(ハッピー・マニア)』(1998年・フジテレビ系):主人公の親友・福永ヒロミ役で強烈な存在感を発揮。
- 『ナオミ』(1999年・フジテレビ系):ゴールデンタイム連続ドラマ初主演。型破りな美貌の高校教師役がハマり役に。
- 『金曜日の恋人たちへ』(2000年・TBS系):大人の恋愛模様をリアルに演じ、同年代女性の共感を集める。
- 『スタアの恋』(2001年・フジテレビ系):トップ女優と平凡なサラリーマンの恋を描いた名作。等身大のスター像を好演。
この時代の藤原紀香は、ビデオリサーチが発表する「タレントCM起用社数ランキング」で連続首位を獲得するなど、名実ともに日本のトップタレントとして君臨。男性ファンを熱狂させたグラマラスな肉体美と、女性ファンを魅了したサバサバとした強い生き様が奇跡的なバランスで共存していました。