かつて「偏差値40台後半から50前後で手堅く合格を狙える伝統校」と認識されていた山脇学園の難易度は、この10年余りで完全に別次元へとシフトしました。主要な中学受験模試における数値を検証すると、その上昇カーブの鋭さが浮き彫りになります。
大手模試の最新データにおいて、山脇学園中学校の四谷大塚偏差値(80%合格基準)は、第1回午前入試で56〜57、午後入試や特待・探究系入試では60〜62に達しています。山脇学園中学校の日能研偏差値推移を見ても、長らく40台後半で推移していた時期から右肩上がりに上昇し、現在では全体として54〜59の高水準で安定しています。難関校志望者が母集団の大半を占める山脇学園中学校のサピックス偏差値でも、かつて30台後半だったものが45〜48近辺まで上昇しており、御三家や豊島岡女子学園などを目指す上位層が「確実に抑えておきたい実力校」として厚い出願層を形成しています。
志願者の増加に伴い、山脇学園の志願者数推移は首都圏女子校のなかでも突出した規模を誇ります。一般入試の総応募者数は例年延べ数千名規模に達し、午後入試を組み合わせた入試日程の工夫も相まって、実質倍率が跳ね上がる要因となっています。