無糖ミルクティーブームの真相|薄い論争の裏にある飲料革命の全貌

無糖ミルクティーブームの真相|薄い論争の裏にある飲料革命の全貌

無糖ミルクティーブームの真相|薄い論争の裏にある飲料革命の全貌の主要なニュースを丁寧にまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

ペットボトル紅茶市場において、無糖ストレートティーや無糖レモンティーは長年一定のシェアを誇っていましたが、ミルクティーだけは「無糖化が最も困難な聖域」とされてきました。無糖にすると茶葉の渋みが際立ち、乳成分を加えると水っぽさや乳臭さだけが残りやすくなるという、飲料開発上の大きな壁が存在していたためです。

この歴史的な技術課題を打破したのが、2023年3月16日に全国発売されたキリン「午後の紅茶 おいしい無糖 ミルクティー」でした。開発陣は、紅茶のシャンパンと称されるダージリン茶葉を全茶葉のうち10%、さらにミルクと抜群の相性を誇るディンブラ茶葉(またはウバ茶葉)を10%ブレンドする独自配合を確立。さらに乳たんぱくのバランスを緻密に調整することで、砂糖を一切使わずにミルクの自然な風味と茶葉のキレを実現させました。

業界専門紙の取材データによると、発売直後から年間販売目標を大幅に前倒しで達成し、コンビニエンスストアやスーパーのチルド・ドライ棚の定番商品として定着。これまで「午後の息抜きに飲む甘いデザート」だったミルクティーを、「ランチのお供や長時間のデスクワークでごくごく飲める水分補給」へと再定義した点において、飲料業界の歴史に残るニュースとなりました。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。