Q1:100均の補修パテとホームセンターの専用リペア材は何が違うのですか?
A1:主成分の樹脂の質と硬化時の収縮率が決定的に異なります。ホームセンターで扱われる2液混合型エポキシ樹脂や電熱硬化ワックスは、硬化後の肉やせ(体積収縮)がほとんどなく、床材と同等の硬度を保ちます。一方、100均のパテは水分蒸発によって固まる水性アクリル系が多く、乾燥後に体積が縮んで凹みやひび割れが起きやすい特徴があります。広範囲のえぐれ傷にはホームセンターの専用材が適しています。
Q2:セリアの傷隠し用クレヨンを塗った後、ベタつきを取る方法はありますか?
A2:クレヨンの主成分である油脂(ワックス)が表面に残っているとベタつきの原因になります。施工直後に乾いたウエス(布)やキッチンペーパーで周囲の余分なワックスをしっかり乾拭きしてください。ただし、強く擦りすぎると傷口の中のワックスまで掻き出してしまうため、当て木をした布で表面を滑らせるように拭き取るのがコツです。
Q3:賃貸退去時に100均で直したことがバレたらどうなりますか?
A3:退去立ち会いを行う管理会社やリペア業者はプロですので、光の当て方や質感でDIY補修はほぼ確実に判別されます。仕上がりが不自然で床の美観を損ねていると判断された場合、「不適切な補修による二次被害」として扱われ、部分的な補修費用ではなく、平米単位や部屋全体のフローリング張り替え費用を請求されるリスクがあります。賃貸の場合は触らずにそのまま申告するか、事前にプロのリペア業者を入れて完全に見分けがつかない状態に直しておくのが安全です。
Q4:凹み傷を直すためにドライヤーの熱を当てるのは効果がありますか?
A4:複合フローリングにドライヤーの熱を当てるのは極めて危険です。木材を膨らませるには十分な水分が必要ですが、乾いた熱風を当てるだけでは木材繊維は復元しません。それどころか、表面の化粧シートが熱で収縮して波打ったり、接着剤が劣化してシートが剥がれたりする原因になります。自己流の加熱処理は絶対に避けてください。