英語で「イギリス」は通じない?正式な国名の真相と4地域の違いを徹底解説

英語で「イギリス」は通じない?正式な国名の真相と4地域の違いを徹底解説

英語で「イギリス」は通じない?正式な国名の真相と4地域の違いを徹底解説とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

結論から言えば、英語圏のいかなる国や地域においても「Igirisu」という単語は通用しません。ロンドンのヒースロー空港の入国管理官に「I'm visiting Igirisu」と告げても、相手はアフリカやアジアの未知の小国と聞き違えるか、聞き返しを余儀なくされるのが関の山です。

日本人が使う「イギリス」の語源は、16世紀の戦国時代に種子島へ来航したポルトガル商人がもたらした言葉にさかのぼります。ポルトガル語で「イングランド人」や「イングランドの」を意味する形容詞「Inglês(イングレス)」が、日本人の耳に「エゲレス」や「イギリス」と響き、江戸時代から明治初期の文献を通じて定着しました。つまり、日本人は400年以上前のポルトガル語をベースにした呼称を、21世紀の今も使い続けているのです。

海外ネイティブの言語感覚において、日本人が「イギリス」と呼び習わしている国家を指す日常表現は「the UK」(ザ・ユーケー)または「Britain」(ブリテン)です。アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの旧英連邦諸国を含め、カジュアルな会話からニュース報道まで「the UK」が標準語として機能しています。「イギリス」という音の響きは、英語話者には全く想起できない発音であるという事実を、まずは明確に把握しておく必要があります。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。