原作最終回(第139話)で最も議論を呼んだのが、道の中でエレンと交わした「僕たちのために虐殺者になってくれて…ありがとう」というセリフでした。初読時、読者の間では「人類の8割を虐殺した行為を肯定しているのか」という賛否両論の嵐が巻き起こりました。
この発言の本質は、虐殺そのものの正当化ではなく、エレンが自分たち島民のために背負った取り返しのつかない大罪に対する、親友としての応答です。善悪の彼岸において、エレンを一人で地獄に行かせず「一緒に地獄へ行こう」と誓う、アルミンの最も人間臭い共犯意識の告白でした。
なお、アニメ完結編(The Final Chapters)では諫山創氏自身の監修により「一緒に地獄にいよう」というニュアンスがより明確に強調される演出にアップデートされ、二人の歪で深い友情の結末として世界中のファンを涙させました。