なぜ小学校で東大の曲が?給食や運動会で流れる真相と2026年最新事情

なぜ小学校で東大の曲が?給食や運動会で流れる真相と2026年最新事情

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子どもから「今日、学校で東大の歌を聴いた」「運動会で東大の歌を歌った」と聞かされ、不思議に思った保護者は少なくありません。調査の結果、現場で起きている事象は大きく「応援歌・行事曲としての伝統的な活用」と「ICTを活用した最新の学習ソング導入」という2つの潮流に分かれていることが判明しました。

まず運動会や壮行会におけるケースです。全国の小学校で歌い継がれている「赤組・白組の応援歌」の多くは、明治から昭和初期にかけて作られた東京六大学の応援歌や応援曲をベースに、学校独自の歌詞を当てはめたものが定着しています。東京大学の代表的な応援歌である『ただ一つ』や『闘魂は』のメロディが、形を変えて小学校の応援歌として受け継がれているケースが全国に点在しているのです。

もうひとつの大きな要因は、2020年代以降に急拡大した「東大発の教育系暗記ソング」の普及です。現役東大生や東大出身のクリエイターが手掛けた、理科の元素記号、社会の歴史年号、都道府県の特産品をリズムに乗せて覚える楽曲が、小学校の授業前や給食時間の校内放送で日常的に流されるようになっています。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。