ネット上の情報では「カバーを付ければ安心」と語られがちですが、現場のプロが指摘する最大の盲点は「足元からの腐食と害虫侵入」です。
ベランダは勾配がついており、雨が降ると床面を雨水が流れます。洗濯機本体をベランダのコンクリート床に直置きしていると、底面のスチールフレームやモーター周りが常に高湿度にさらされ、見えない下部からサビが侵入してフレームが崩壊します。さらに、暖かく湿った洗濯槽底部は、屋外に生息するゴキブリなどの害虫にとって格好の越冬地や潜伏先になりがちです。
これを防ぐためには、洗濯機の下に耐荷重ゴムブロックやすのこ、専用の嵩上げ台(かさあげだい)を設置し、床面から5〜10cm浮かせることが必須です。床面と底部の間に風の通り道を作るだけで、底部の錆び付きと害虫の営巣リスクは大幅に減少します。