自身の股関節がどの程度硬くなっているかを正確に把握することが、改善への第一歩です。まずは自宅やオフィスで手軽にできるセルフチェックを行い、現在の柔軟性と可動域の制限レベルを確認してみましょう。
代表的なチェック方法は以下の3点です。
- あぐらテスト:床に座って足の裏同士を合わせた際、両膝と床の隙間に握りこぶしが縦に2個以上入る、または骨盤が後ろに倒れて背中が丸まってしまう場合は、内転筋群および臀筋群の柔軟性が低下しています。
- 足の引き上げチェック(トーマステスト変法):仰向けに寝て片膝を両手で胸に引き寄せたとき、反対側の伸ばしている脚の太もも裏やすねが床から浮いてしまう場合、骨盤と大腿骨をつなぐ腸腰筋が極度に短縮しています。
- 股関節の詰まり感テスト:立った状態で片足を直角に高く持ち上げた際、脚の付け根前側に「引っかかるような痛み」や「詰まり」を覚えるケースは、関節包や筋肉の滑走不全が起きているサインです。
これらのテストで1つでも当てはまる項目がある場合、股関節周辺の筋肉や組織に機能不全が生じています。