大手アパレル企業やフォーマル関連の調査データによると、式典当日にコサージュを着用した保護者の約68%が「お辞儀をしたときに花が前に倒れてグラついた」、約54%が「大切なスーツの生地にピンの穴が開いてしまった」というトラブルを経験しています。
卒業式では起立・礼を何度も繰り返します。ジャケットの薄い生地に安全ピンを通しただけでは、花の重みに耐えきれず、お辞儀のたびにお辞儀をするようにコサージュが下を向いてしまいます。この問題を回避するために、プロの現場で実践されている3つの対策を押さえておきましょう。
- 生地を多めにすくう:ピンを留める際、数ミリだけでなく2〜3センチ程度しっかりと生地をすくうことで、支点が広くなり回転や垂れ下がりを防げます。
- 裏あて布を活用する:ジャケットの裏側に小さく切ったフェルトや不織布、厚手の接着芯を添え、表地と一緒にピンで挟み込みます。これだけで強度が格段に上がり、重いコサージュでも正面をキープできます。
- マスキングテープの保護:ピンの針先に極小のマスキングテープを巻いてから通すと、ツイードなどの織り糸を引っ掛けて傷めるリスクを大幅に軽減できます。