著名な政治家や芸能人を親族に持つクリエイターに対して、ネット上では時に「親族の知名度を利用したのでは」という偏見が囁かれることがあります。しかし、影木栄貴の歩みを時系列で客観的に検証すると、その認識が完全な誤解であることが明確になります。
まず、彼女が漫画家デビューを果たした1996年当時、竹下登の孫であることや家庭環境は一切公表されていませんでした。純粋に一般投稿作として持ち込みを行い、厳しい新人賞の審査を勝ち抜いて連載枠を獲得したという経緯があります。一族の素性を公に明かしたのは、作家としての地歩を固めた後のエッセイ作品『エイキエイキのぶっちゃけ隊!!』などにおいてであり、自虐ネタを交えたエンターテインメントとして昇華させた形です。
また、実弟のDAIGOがミュージシャンとしてブレイクする以前、DAIGOの宣伝ポスターやCDジャケットのイラストを手掛けたり、活動資金面で援助を行ったりと、むしろ姉として弟の芸能活動を下支えしていた側であったことも広く知られています。家族の威光に頼るどころか、自らの表現活動で得た果実を家族に還元してきたのが彼女の真実の姿です。