大島造船所の就職難易度は、職種および応募ルートによって明確な二面性を持っています。
設計・開発・生産技術・建造管理を担う技術系総合職においては、全国の国立大学(九州大学、広島大学、横浜国立大学、大阪大学などの船舶海洋工学科・機械系学科)や高等専門学校からの推薦枠・直接採用が大きな比率を占めます。近年はDX推進や自動溶接技術、新燃料機関の開発ニーズが急拡大しているため、電気・電子・情報系学科の出身者への採用ニーズが急上昇しています。技術系専門職の選考難易度は「中〜やや高」と位置づけられ、専攻の一致度とモノづくりへの明確な情熱が評価されます。
一方、営業・資材調達・財務・総務などの事務系総合職は採用枠が少数精鋭となるため、文系採用における倍率は数十倍規模に達することも珍しくありません。特に船主やブローカーとの国際交渉を担当する営業職では、高度な英語力(TOEIC 800点以上目安)とタフな交渉力が求められます。